2026年版
iPadでできること51選

iPadは「動画を見るための大きなiPhone」だけではありません。手書きノート、Office、動画編集、AI、ゲーム、Mac連携まで、1台で幅広くこなせます。初心者が実際の使い方を想像できるよう、51の活用法と注意点をまとめました。

対応状況について:機能はiPadのモデル、iPadOS、アプリ、地域、契約プラン、周辺機器によって異なります。購入前に各社公式サイトで最新の対応条件と料金をご確認ください。

初心者でも使いやすい指で触れる直感的な操作から始められます。
仕事と制作にも対応キーボードやペンを足すと用途が大きく広がります。
モデル選びが重要AIや外部画面の拡張など、一部機能には機種差があります。

最初に知っておきたいこと

この記事の「できる」は、すべての機能が本体だけで無料利用できるという意味ではありません。有料アプリやサブスクリプション、Apple Pencil、キーボード、ゲーム機、外部マイクなどが必要な項目もあります。また、iPhone向けアプリの多くはiPadでも動きますが、すべてのアプリがiPad対応とは限らず、表示が最適化されていない場合もあります。

基本操作・iPhone連携でできること

iPhoneで使っているアプリを大画面で使う

対応するYouTube、Instagram、AmazonなどをiPadにも入れられます。同じアカウントでログインすれば、サービス側の履歴や購入情報を引き継げることもあります。

画面が広く、文字・写真・操作ボタンを見やすいのが利点です。

※iPhone専用アプリは表示や機能が制限される場合があります。

Apple Pencilで書く・描く

手書きメモ、図解、イラスト、PDFへの書き込みに使えます。ペンの種類によって対応するiPadと充電方法が違います。

紙に近い感覚で、文字と図を同じページに残せます。

iPhoneとメモを同期する

同じApple AccountでiCloudの「メモ」を有効にすると、iPhoneで作ったメモをiPadで開いて続きを編集できます。

外出先ではiPhone、自宅ではiPadという使い分けが簡単です。

iPhoneと写真を同期する

iCloud写真を利用すると、iPhoneで撮った写真や動画をiPadでも確認・編集できます。

旅行写真や動画を大きな画面で選別し、家族に見せられます。

※iCloud容量と通信量に注意してください。

インターネットで調べ物をする

SafariやChromeで検索し、複数のタブを開いて情報を比較できます。

スマホより一覧性が高く、パソコンより気軽に持ち運べます。

横向きで画面を固定する

コントロールセンターの画面縦向きロックを切り替え、端末を横向きにして使えます。

動画、電子書籍、キーボード作業の途中で画面が回転するのを防げます。

※アプリ自体が横表示に対応していない場合があります。

クイックメモをすぐ開く

対応する設定では画面の隅からスワイプしたり、コントロールセンターから呼び出したりして、見ているページを離れずメモできます。

思いつきやWebページの要点を逃さず記録できます。

電子ノートを取る

Apple純正メモ、Goodnotes、Notabilityなどで、授業や会議のノートを科目・案件ごとに整理できます。

検索、複製、共有がしやすく、紙の束を持ち歩かずに済みます。

指だけで直感的に操作する

タップ、スワイプ、ピンチなどの基本操作で、Web閲覧や動画再生を行えます。

マウス操作に慣れていない人でも始めやすい設計です。

読む・見る・話す・移動でできること

雑誌・漫画・小説を読む

Kindle、楽天Kobo、Apple Booksなどの対応サービスで電子書籍を読めます。

1台に多くの本を保存でき、文字サイズや明るさも調整できます。

テレビ電話やオンライン会議をする

FaceTime、Zoom、Microsoft Teamsなどで通話や会議に参加できます。

スマホより相手や資料が見やすく、パソコンより設置が手軽です。

カーナビとして使う

AppleマップやGoogleマップで経路を表示できます。安全な固定器具と、運転中に操作しない環境が必要です。

大画面なので交差点や周辺施設を確認しやすくなります。

※正確な現在地追跡にはGPSを内蔵するWi‑Fi + Cellularモデルが適します。交通法規を守って使用してください。

大画面で写真を見る

写真アプリやクラウドストレージから写真を開き、スライドショーやアルバム表示ができます。

家族写真の鑑賞や、撮影後のピント確認に便利です。

大画面で動画を見る

YouTube、Netflix、Prime Videoなどの対応アプリやブラウザで動画を再生できます。

スマホより迫力があり、寝室や移動先でも楽しめます。

※作品・画質・ダウンロード可否はサービスやプランで異なります。

料理中にレシピを見る

レシピサイトや動画を大きく表示し、タイマーやメモも併用できます。

材料と手順を離れた位置から確認しやすくなります。

※水、油、熱源の近くを避け、安定したスタンドを使いましょう。

YouTubeを小窓で見る

ピクチャ・イン・ピクチャに対応する動画や再生方法なら、動画を小窓にして別のアプリを使えます。

解説動画を見ながらメモや検索ができます。

※YouTube側の提供地域、コンテンツ、アカウント・プラン条件で利用可否が変わる場合があります。

デザイン・動画・音声制作でできること

デザインを作る

Canva、Affinity系アプリ、Adobe系アプリなどを使い、SNS画像、チラシ、プレゼン素材を作れます。

タッチ操作で配置し、Apple Pencilで細部を調整できます。

動画を編集する

iMovie、Final Cut Pro for iPad、LumaFusion、DaVinci Resolve、CapCutなどで、カット、字幕、BGM、色調整を行えます。

撮影素材の取り込みからYouTube向け書き出しまでiPadで進められます。

※アプリごとに対応モデル、OS、料金、書き出し条件が異なります。

音楽を制作する

GarageBandやLogic Pro for iPadなどで、演奏、録音、打ち込み、ミックスができます。

DTM入門から本格的な楽曲制作まで段階的に学べます。

ポッドキャストや音声を収録する

本体マイクまたは対応するUSBマイクやオーディオインターフェースを使って録音・編集できます。

収録、ノイズ調整、書き出しまで持ち運べる環境で進められます。

お絵描き・漫画制作をする

ProcreateやCLIP STUDIO PAINTなどで、レイヤーを使ったイラストや漫画を制作できます。

画面に直接描けるため、紙とパソコンの良さを組み合わせられます。

楽譜を表示する

PDFや楽譜アプリに譜面をまとめ、ページ送り対応のペダルと組み合わせることもできます。

分厚い楽譜を持ち歩かず、曲をすぐ検索できます。

楽器の練習をする

チューナー、メトロノーム、コード表、オンラインレッスン、伴奏アプリを活用できます。

練習に必要な道具と教材を1台にまとめられます。

ゲームでできること

Xboxのゲームをコントローラーで遊ぶ

対応するXboxワイヤレスコントローラーを接続し、Xbox Cloud Gamingなどで対象ゲームをプレイできます。

対応ゲームをiPadの画面で楽しめます。

※安定した通信環境、対応地域、対象プランが必要です。「ゲーム機が必ず不要」とは限りません。

PS5のゲームをリモートプレイする

PS Remote Playと対応コントローラーを使い、自宅のPS5からゲーム画面をiPadへ配信できます。

テレビが使われているときも、別の部屋で遊べます。

※PS5本体、PlayStation Networkアカウント、十分なネットワーク環境が必要です。

仕事・学習・ファイル管理でできること

Microsoft 365アプリを使う

Word、Excel、PowerPointなどのiPad向けアプリで、文書の閲覧・作成・編集ができます。

学校や職場で使うファイルを外出先でも確認できます。

※編集機能や画面サイズによりMicrosoft 365契約が必要な場合があります。マクロなどデスクトップ版固有の機能には制限があります。

資料を作成する

Pages、Keynote、Microsoft 365、GoogleのWebサービスなどで、レポートやプレゼン資料を作れます。

写真撮影、図の作成、文章入力を1台で行えます。

ファイルを参照・整理する

「ファイル」アプリからiCloud Drive、対応クラウド、USBメモリ、外付けSSDなどへアクセスできます。

ダウンロードした資料や撮影素材をフォルダで管理できます。

※ドライブの形式、消費電力、アプリ対応により接続できない場合があります。

MacやWindows PCを遠隔操作する

Chrome Remote Desktopや各種リモートデスクトップサービスを使い、離れたPCへ接続できます。

iPad用アプリがない作業を、自宅や職場のPCで実行できます。

※事前設定、PCの起動状態、組織のセキュリティ規則、安全な通信環境を確認してください。

PDFへ直接書き込む

マークアップやPDF対応アプリで、注釈、図形、手書きコメントを追加できます。

印刷せずに資料を確認し、修正点を伝えられます。

電子署名を入れる

マークアップや電子契約サービスで、対応書類に署名を追加できます。

紙への印刷、署名、再スキャンの手間を減らせます。

※契約相手が求める署名方式と法的要件を確認してください。

書類をスキャンする

メモやファイルの書類スキャン、Adobe Scanなどで紙を撮影し、傾きや明るさを補正してPDF化できます。

領収書や配布資料をすぐデジタル保存できます。

ホワイトボードとして使う

フリーボードなどで、手書き、付箋、画像、リンクを広いキャンバスへ配置できます。

授業、会議、アイデア整理、画面共有に向いています。

プログラミングを学ぶ・組む

Swift Playgrounds、学習サービス、SSH・リモート開発環境、対応するコード編集アプリなどを利用できます。

Swiftの入門やWeb開発の学習を、場所を選ばず進められます。

※デスクトップOSと同じ開発環境ではありません。言語、ライブラリ、ビルド、仮想化には制約があります。

パソコンに近い操作・周辺機器でできること

複数アプリを同時に使う

iPadOSのウインドウ表示やステージマネージャで、Webを見ながらメモするなど複数アプリを並行利用できます。

アプリを何度も全画面で切り替える手間を減らせます。

アプリ間で内容をドラッグ&ドロップする

対応アプリ間で写真、テキスト、ファイルなどを指やトラックパッドで移動できます。

資料作成やメール添付が直感的になります。

パソコン用のようなキーボードを使う

Magic Keyboard、Smart Keyboard Folio、Bluetooth・USBキーボードなどを接続できます。

長文、メール、表計算の入力速度を上げられます。

マウスやトラックパッドを使う

対応するBluetooth・USB機器やキーボード一体型トラックパッドでポインタ操作ができます。

細かな選択、表計算、文章編集がしやすくなります。

USB機器やカメラを接続する

端子と対応アダプタに応じて、SSD、USBメモリ、カメラ、オーディオインターフェース、ディスプレイなどを接続できます。

写真・動画・音声制作の入口と出口を増やせます。

※iPad(A16)を含むUSB‑C搭載機でも、転送速度や映像出力、給電能力はモデルで異なります。

外部ディスプレイに映す

対応するケーブルやアダプタで、iPadの画面をテレビやモニターへ表示できます。

大画面で動画、写真、プレゼンを見せられます。

※単純なミラーリングと、アプリやウインドウを別画面へ移す「拡張表示」は別機能です。後者の対応モデルは限られます。

Macとの連携でできること

Macのサブディスプレイにする

Sidecar対応のMacとiPadなら、MacのデスクトップをiPadへ拡張またはミラーリングできます。

出先でも2画面の作業環境を作れます。

※対応モデル、OS、同一Apple Accountなどの条件があります。

MacのキーボードとマウスでiPadを操作する

ユニバーサルコントロールを使うと、MacとiPadそれぞれのアプリを、1組のキーボード・マウス・トラックパッドで行き来できます。

デバイス間でコピー&ペーストしながら作業できます。

※Sidecarとは異なり、iPadにはiPad側のアプリが表示されます。

AI・YouTube制作でできること

AIチャットを使う

ChatGPT、Geminiなどの対応アプリやWebサービスで、アイデア整理、文章の下書き、学習補助ができます。

調べ物から構成案づくりまで、対話しながら進められます。

※重要な情報は一次資料で確認し、個人情報や社外秘を安易に入力しないでください。

AIで画像を作る

画像生成に対応するアプリやWebサービスで、指示文からイメージ画像を作れます。

サムネイル案、挿絵、デザインのたたき台を短時間で試せます。

※利用規約、商用利用条件、著作権・肖像権を確認してください。

YouTubeの企画・台本を作る

メモ、文書作成、AIサービスを組み合わせて、テーマ出し、構成、ナレーション原稿を作れます。

思いつきから撮影用台本まで同じ端末で管理できます。

YouTubeのサムネイルを作る

Canva、画像編集、イラストアプリで、写真、文字、図形を組み合わせて制作できます。

動画素材から静止画を選び、その場で文字入れまでできます。

配信PCやOBSの状況を確認する

リモートデスクトップ、配信サービスの管理画面、チャット表示などを使い、補助モニターとして活用できます。

配信画面を占有せず、コメントや状態を別画面で確認できます。

※OBSの完全なiPad版として動くわけではありません。利用する連携方法を事前にテストしてください。

テレプロンプターにする

原稿を自動スクロールするアプリを使い、カメラの近くへ設置して読み上げられます。

長い台本でも視線を大きく外さず話しやすくなります。

家庭でできること

防犯カメラの映像を確認する

対応するネットワークカメラやスマートホームアプリで、ライブ映像や通知を確認できます。

玄関、ペット、留守宅の状況を大きな画面で見られます。

※強固なパスワード、多要素認証、機器の更新を行いましょう。

スマートホームを操作する

Appleの「ホーム」やメーカーの対応アプリから、照明、エアコン、プラグ、カメラなどを操作できます。

家電の操作画面をまとめ、シーンやオートメーションを使えます。

※機器の遠隔操作や自動化には、対応するホームハブなどが必要な場合があります。

家族のさまざまな用途に使う

子どもの学習、家族の動画視聴、レシピ確認、祖父母とのビデオ通話など、時間を分けて活用できます。ファミリー共有では対象の購入項目やサブスクリプションを家族と共有できます。

1台で多くの目的を試せるため、家族に合う使い方を見つけやすくなります。

※一般家庭向けiPadにはMacのような標準の複数ユーザー切替がありません。写真、メール、メモなどのプライバシーには注意してください。

51の使い方におすすめのiPad

基本用途

iPad(A16)

Web、動画、読書、会議、手書きメモ、軽い資料作成を手頃に始めたい人向けです。

  • Apple Pencil(USB‑C)などに対応
  • 基本的な動画編集やマルチタスクが可能
  • Apple Intelligenceは非対応
  • 外部画面は主にミラーリング用途
プロ制作

iPad Pro

高解像度動画、重いイラスト、音楽制作、最高クラスの画面と性能を求める人向けです。

  • 高性能なMシリーズチップ
  • 高品質ディスプレイ
  • 外部ストレージや制作アプリと好相性
  • 本体と周辺機器の総額は高め

iPad(A16)・Air・Pro比較表

比較ポイントiPad(A16)iPad AiriPad Pro
おすすめ用途動画・読書・学習仕事・AI・動画編集本格的な制作
基本51項目多くに対応幅広く快適最も快適
Apple Intelligence非対応Mシリーズで対応Mシリーズで対応
Apple PencilUSB‑C/第1世代世代によりPro/USB‑C等世代によりPro/USB‑C等
高度な動画編集軽〜中程度得意最適
外部画面への拡張表示非対応(ミラーリング中心)対応モデルあり対応モデルあり
購入判断価格を抑えたい迷ったら有力性能を妥協しない

表はシリーズの傾向です。販売中の世代やOSによって仕様が変わるため、購入時はApple公式の比較ページで確認してください。

迷ったときの選び方

  1. やりたいことを3つに絞る:「動画を見る、ノートを取る、Web会議」のように優先順位を決めます。
  2. 必要な周辺機器も含める:Apple Pencil、キーボード、ケース、ストレージ、アプリ料金まで合計します。
  3. AIと制作性能を確認する:Apple Intelligenceや本格編集を使うなら、対応するMシリーズ搭載Air・Proを軸にします。
  4. 容量は素材量で決める:クラウド中心なら小さめ、動画やゲームを本体保存するなら余裕を持たせます。
  5. 実機でサイズを試す:持ち運びやすさと画面の見やすさは、数字だけでなく店頭で確かめましょう。

よくある質問

51の機能はすべてのiPadで使えますか?

基本機能の多くは利用できますが、Apple Intelligence、外部ディスプレイへの拡張表示、対応Apple Pencilなどはモデルで異なります。有料アプリや外部機器が必要な項目もあります。

初心者にはどのiPadがおすすめですか?

動画視聴、読書、Web検索、手書きメモが中心ならiPad(A16)が候補です。動画編集やAIも使い、長く余裕を持って使いたいならiPad Air、最高性能やプロ向け制作ならiPad Proが向きます。

iPadだけでYouTube動画を作れますか?

企画、台本、撮影、サムネイル、編集、投稿、コメント管理まで可能です。ただし、長時間の高解像度編集、大量ファイルの管理、特定のデスクトップ用ソフトが必要な工程はMacやWindows PCの方が効率的な場合があります。

iPadはパソコンの完全な代わりになりますか?

Web、Office、会議、軽〜中程度の制作なら代わりになる人もいます。一方、デスクトップ専用ソフト、複雑なファイル処理、高度な開発環境、複数ディスプレイ中心の仕事ではPCが適することがあります。

iPadは家族でアカウントを切り替えて使えますか?

一般家庭向けiPadには、Macのような標準の複数ユーザー切替はありません。ファミリー共有は購入項目や対象サブスクリプションを共有する仕組みで、端末内の個人データを完全に分離するものではありません。

確認先・参考資料